1948-06-30 第2回国会 衆議院 予算委員会 第43号
その他皇室費の内廷費及び宮廷費、戸籍及び寄留事務整理の費用、受刑者の重労働作業に対する賞與制度、庶民住宅建設、價格者益納付金、特殊物件收入、價格補正等特別補充費、ガリオア・フアンドによる輸入は、日本政府の債務かどうか等の諸問題を初め、各般の問題につき、熱心に質疑應答が交わされました。 以上をもつて第一分科会の質疑の内容の報告を終る次第であります。詳細は速記録によつてごらんを願いたいと思います。
その他皇室費の内廷費及び宮廷費、戸籍及び寄留事務整理の費用、受刑者の重労働作業に対する賞與制度、庶民住宅建設、價格者益納付金、特殊物件收入、價格補正等特別補充費、ガリオア・フアンドによる輸入は、日本政府の債務かどうか等の諸問題を初め、各般の問題につき、熱心に質疑應答が交わされました。 以上をもつて第一分科会の質疑の内容の報告を終る次第であります。詳細は速記録によつてごらんを願いたいと思います。
○池田恒雄君 價格補正等特別補充費というのが新らしく出ておりますね。これは新らしい費目なんでございますが、これも何とか一つ……。
○本間委員 予算を見ますと、價格補正等特別措置費といたしまして、六十億円の項目があるのであります。これは一体どういう性質のものでありますか。
これについては、消費支出(終戰処理費、賠償施設処理費、連合國財産返還費、價格調整費、物資及物價調整事務取扱費、政府出資金、政府事業再建費、價格補正等特別補充費、船舶運営会補助等累計二千七十六億円)投資支出(公共事業費、住宅復興資材費、新制中学、定時制高等学校、盲聾唖教育義務制実施費、農地改革費、農業技術浸透費等累計五百四十一億円)、各目節の予算單價はいかなる倍率によつているか。
例えば價格補給金であるとか、或いは政府出資金でありますとか、或いは国債費でありますとか、或いは物資物價調整事務取扱費でありますとか、又價格補正等特別補充費でありますとか、いろいろな名目を取つておりますが、これらは露骨に、もう極めて明らさまに資本家の超過利潤を約束した費用に外ならないのであります。と申しますのは、今日價格政策におきましてすでにすでに資本家は十分なる利潤を保証せられておる。
その事項別金額を申しますと、一、遞信省基幹職員その他に要する經費三百萬圓、ニ、航空保安施設の維持運營に必要な經費一億三千萬圓、三、無線通信士養成に必要な經費五千三百萬圓、四、電力及び電氣機器の研究、電氣計器電氣用品の檢定處理に要する經費一億六百萬圓、五、臨時物資調整法に基く物資の割當に要する經費六百萬圓、六、價格補正等に生ずる豫算不足を處理するため必要な經費二千八百萬圓であります。
從いまして、さような細かい雜件的な經費につきましては各省ごとに價格補正等特別補助金という一種の豫備金的のものを作りまして、そして實行上豫算の價格改訂の問題の調整ということをやつて行こうという計畫になつておるのであります。さような一種の豫備金的性質の金額は六十億圓各省に分散いたしまして計上されております。 大體さような計畫でできておるのでありまするが、先ず豫算の内容につきまして御説明いたします。
そこで大体の大ざつぱなことでありますが、各省ごとにさような雜的なものに対しまして、いくばくの経費増加を考えなければいかぬかということを理論的に算出いたしまして、その金額を價格補正等特別補充費という名前で、これを各省に一種の予備金みていな形として計上いたすことにいたしたのであります。その金額が六十億円といあふうになるのであります。
國民健康保險関係経費五億六千四百八十余万円、失業保險費十九億六千二百十余万円、農地改革費四十二億三千五百四十余万円、農業技術滲透費五億八百八十余万円、大藏省預金部特別会計へ繰入四十五億七千九百余万円、鉄道業務收支差額繰入百億円、通信業務收支差額繰入五十億円、國有鉄道事業特別会計へ陸運行政費繰入十四億千四百四十万円、通信事業特別会計へ通信行政費繰入六億千四十余万円、船舶運営会補助四十億円、刑務所收容費十一億九千三百三十万余円、價格補正等特別補充費六十億四百二十余万円
政府出資金一八〇九億七千余万円、国債費七十五億二千余万円、同胞引揚費五十二億三千余万円、小学校教員給與國庫負担金八十七億四千余万円、新制中学校実施費四十四億四千余万円、生活保護費七十四億余万円、失業保險費十九億六千余万円、農地改革費四十二億三千余万円、大藏省預金部と繰入四十五億七千余万円、鉄道事務牧支差額繰入百億円、通信業務収支差額繰入五十億円、鉄道通信行政費繰入二十億二千余万円、船舶運営会補助四十億円、價格補正等特別補充費六十億余万円
それから諸支出金の方は變りがございませんが、一番終りに價格補正等特別補充費というのが加わつております。價格補正等特別補充費、これが五百七萬二百五十六圓となつております。それで合計が七千四百十萬三千二百五十六圓となつております。尚人件費につきましては、國立國會圖書館職員として本年六月までは百八十一人、七月以降十二月までは三百三十人、明年の一月以降年度末までは三百六十二人と漸増する形を取つております。
我が國経済再建上必要な事業に対し價格補正等に伴いまして、運轉資金や設備資金の正常な需要の増加による適正な資金を供給することは、生産を続行し、経済の正常な循環を確保するゆえんであると考えられますので、政府はインフレーション防圧のため、健全財政と相並んで、健全金融の原則は飽くまでも堅持しつつ、而もその運用に当りましては、実情に即して、でき得るかぎり生産を増強するため、効果的な施策を取る所存でございます。
わが國経済再建上必要な事業に対し、價格補正等に伴い運轉資金や設備資金の正常な需要の増加による適正な資金を供給することは、生産を続行し、経済の正常な循環を確保するゆえんであると考えられますので、政府はインフレーシヨン防遏のため、健全財政と相並んで健全金融の原則はあくまで堅持しつつ、しかもその運用にあたつては、実情に即してでき得る限り生産を増強するため効果的な施策をとる所存であります。